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ネットリーサーチ・インターネット調査のリサーチ会社「株式会社クロス・マーケティング(http://www.cross-m.co.jp/index.html) が行った「飲料」に関する調査結果によるとソフトドリンクに関する消費者の志向は。
「飲料」に関する調査結果(株式会社クロス・マーケティング調べ)
調査対象は全国20~69歳の男女で有効回答数は1200サンプルで、調査期間は2009年7月10日~12日です。
各飲料週に2~3週間に1回以上飲用している人ベースでの集計結果から以下のポイントが まとめられています。
●炭酸飲料に関する考え
「多少値段が高くても味が好みの商品を購入する」が48.7%と約半数に達し、 他の飲料に比べて「味」へのこだわりが高い一方で、「いつも同じ商品を購入する」は 23.1%と低い。
「カロリーオフやカロリーゼロ商品を購入する」が39.7%と4割が「カロリー」に対する こだわりがある。
●機能性飲料に関する考え
おおむね炭酸飲料と同様の考えだが、「カロリーオフやカロリーゼロ商品を購入する」 (42.7%)は、「カロリーを気にせず商品を購入する」(33.4%)を10pt近く上回る。
●お茶系飲料に関する考え
「味」へのこだわりは炭酸飲料、機能性飲料に比べて低い。
「店内にある商品から購入するものを選ぶ」は54.7%で、各飲料中最も高い。
●ミネラルウォーターに関する考え
「水の硬度(軟水か硬水か)を気にして購入する」(39.5%)は「水の硬度(軟水か硬水か)は 気にしない」(29.7%)を10pt上回る。
「新しい商品や季節商品は試してみる」が26.6%で、各飲料中最も低い。一方で、 「購入する商品を決めてから買いに行く」(21.5%)の比率が、他の飲料に比べて やや高く、『指定買い』の傾向が伺える。
飲料の種類によって購入の際に気にするポイントが異なっています。お茶系飲料は茶葉種類や製法などで 風味を重視した商品作りや広告が多いような気がしますが、一方で消費者は意外に味へのこだわりが 低くという結果になっています。お茶ということで一般の消費者の中では味について想像部分が少ないからでしょうか。
また、「炭酸飲料=カロリーが高い」のイメージがあり、その点を捉えた「カロリーオフ、カロリーゼロ」 が購入ポイントとなっているようです。
消費者の心を捉える商品作りのポイントをどこに絞るか、難しいところです。
定番は変わらず、ダイエット、栄養バランスなどがキーワードとなる成分を含む 商品が好調のようです。参照元
飲料」に関する調査結果(株式会社クロス・マーケティング調べ)
http://www.cross-m.co.jp/report/pdf/20090730drink.pdf
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